SDGsとは?
SDGsとはSustainable Development Goalsの略で、
日本語では「持続可能な開発目標」といいます。
2015年の9月にニューヨークで開催された
第70回、国連持続可能な開発サミットにおいて
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が
採択されました。
この中に盛り込まれている17の目標には、
貧困対策や、教育、生産や消費の責任、
気候変動や平和といった項目があります。
「誰一人取り残さない」世界を実現するために、
2030年までの達成に向けて世界中の国や自治体、
企業、市民がSDGsへ取り組んでいます。
八景島マリーナとしてのSDGsへの取り組み
Attempt
八景島マリーナでは、所属団体、関連企業の皆様と連携してSDG’sの取り組みを実行しています。
「体験プログラム」では、海に出てしまったゴミがどこから来て、どうすれば減らせるのか一緒に考えます。
「ヨットスクール」は、エンジンを搭載しないヨット、ディンギーを使用。
風を原動力として自然の力をかりたエコなヨットで実施しています。
海上クリーンアップ
海と日本PROJECTの呼掛けで“これ以上海にゴミを出さない”という社会全体の意識を高める ムーブメントをおこすための産官学民からなる12のステークホルダーと連携し発信するプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」。
その一環で、5月30日(ゴミゼロの日)~6月8日(世界海洋デー)を「ごみゼロウィーク」と定め、海洋ごみ削減のためのアクションを一斉に実施しました。このプロジェクトに賛同した大学ヨット部も清掃活動に参加しました。
海洋プラスチックゴミを扱った取り組み
体験教室として環境教室を2022年より開始。
「水の大切さ」「海の大切さ」を伝え、「水の循環」の中でどのようにしてプラスチックゴミが海洋に流出し、海生生物たちにどんな影響が及んでいるかを学び、今自分たちに出来る事を考えてシェアし、行動に移す「クジラキャンプ」などを開催。
※八景島マリーナでは環境教育一般指導者養成講習会を実施しています。1日の体験型講習でプロジェクトワイルドエデュケーター資格を取得できます。
八景島島内の先導用電動ミニカーの導入
2022年6月導入予定で八景島マリーナ業務車両として電動3輪ミニカー「EVデリバリー」1台を導入。同サイズ原付バイクから排出されるCO2量は55.6g/km。電動カーからのCO2排出量はゼロです。電動3輪ミニカー導入により「クリーンで公正なエネルギー移行を推進」でき、サステナブルな社会づくりの一翼を担うことができます。
使用済サンダルの再利用
2022年から「ビーチサンダルのげんべい商店」と協力し、使用済サンダルをベースに船舶(ヨット)用フェンダー(防舷材)を製作し使用しています。
以前は「コルク」を使っていましたが、原料となるコルク樫が国内で生産できないこともあり、ビーチサンダルを細かく切って古くなった消防ホースで袋を作った中に入れた後、ロープで表面を編み込んで使用します。
使用済ヨットセイル(帆)の再利用
2024年から「エースラゲッジ株式会社」のご好意で、使用済セイルを本体素材にアップサイクルすることで素敵なマリンアイテムが誕生しました。
廃棄されるはずだった生地を洗浄後、再利用できる部分を選び、国内で丁寧に縫製しています。セイルとしてのプリントやステッチの痕跡をそのまま採用し、1点1点異なるデザインです。
本商品を象徴する「ヨット廃材の再利用」をロゴマークにし全型の正面に配置しています。また、横浜・八景島マリーナで使用したヨットのセイル素材を材料とした証を、トートとスマホショルダーには型押しの革製タグ、小物2型にはクラフト紙印刷の名刺を差し込んでいます。
Y-SDGs(横浜市 SDGs 認証)
横浜市のSDGs認証制度である“Y-SDGs”において、「社会の側面」における製品・サービスを通じた社会課題の解決などの取組が評価され、【上位】Superiorの事業者に令和3年3月認証されました。今後もSDGsの達成に向けて、更なる取組みを推進します。